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不能犯 [DVD評価]

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MOVIE評価(65点)

出演:松坂桃李、沢尻エリカ、新田真剣佑、間宮祥太朗、テット・ワダ、矢田亜希子、芦名 星、安田 顕、小林稔侍
監督:白石晃士
時間:106分
2018年(日本)

【「愚かだねぇ、人間は。」】

 グランドジャンプに連載中の同名人気コミック『不能犯』を実写映画化。監督は『貞子vs伽椰子』の白石晃士。

 ある意味、これもイヤミスドラマということになるのだろうけれど、プラシーボ効果をベースにした催眠術スリラーということで、なかなか面白く観ることができた。

 松坂桃李演じる不能犯は顔色が悪く、いかにも不敵な悪魔か死神という感じで、ストーリーも胸糞悪くなるようなドラマだが、それでも一応、リベンジものでもあるので、半分はスカッとする(笑)。
 不能犯の決め台詞「愚かだねぇ、人間は。」が妙に耳に残る。こんな台詞が流行らなければいいのだが…(笑)。

【公式サイト】不能犯

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パディントン2 [DVD評価]

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MOVIE評価(70点)

出演:ベン・ウィショー(声)、ヒュー・ボネヴィル、サリー・ホーキンス、ヒュー・グラント、ブレンダン・グリーソン
監督:ポール・キング
時間:104分
2017年(イギリス・フランス)

【前作超えのパディントン】

 『パディントン』シリーズ実写映画化第2弾。


 イギリスの移民問題を比喩的に描いた作品とも言われている児童文学『パディントン』。そういう視点で観れば、少し覚めてしまうものがあるが、あくまでもエンタメドラマと思って観れば、すこぶる面白い作品に仕上がっている。純真な熊さんパディントンのキャラが実に魅力的に描かれており、動物でありながらも大いに感情移入してしまう(笑)。

 この作品には、熊が人間ではないという理由だけで偏見の目で見ることしかできない差別主義者が登場するが、それは、あくまでもパディントンが純真無垢な存在だからこその対比として生きてくるわけで、これが暴力的な熊とか、自分勝手な熊なら、そうはいかない。
 移民問題にしても、「正規の移民」と「不法移民」という2種類の人々が存在するわけで、全ての人間を無条件に偏見の目で見てはいけないというわけではない。その辺をゴッチャにして考えると偽善になってしまう。

 そういった政治的プロパガンダとして観ると、ゲンナリしてしまうと思うので、先にも書いた通り、あくまでもエンタメドラマと割り切って観ることをオススメしたい(笑)。

【関連記事】『パディントン

【公式サイト】パディントン2

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ブラックパンサー [DVD評価]

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MOVIE評価(65点)

出演:チャドウィック・ボーズマン、マイケル・B・ジョーダン、レティーシャ・ライト、ルピタ・ニョンゴ、ダナイ・グリラ、マーティン・フリーマン、ウィンストン・デューク、アンジェラ・バセット、フォレスト・ウィテカー
監督:ライアン・クーグラー
時間:135分
2018年(アメリカ)

【黒人の黒人による黒人のための映画】

 「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズ第18作目。

 ワカンダ国の王ブラック・パンサーの活躍を描いた作品だが、アフリカの黒人が主人公というだけあって、キャストもほぼ全員黒人という珍しい作品。主要キャラとしては、たった1人、白人俳優マーティン・フリーマンが出演している。

 白人ばかりのアカデミー賞にはブーイングが起こっても、黒人ばかりの映画にはブーイングは起こらない。そういう逆差別的なところに嫌気がさして映画館には行かなかったが、内容的にも映画館で観るほどのインパクトは無かった(笑)。ワカンダという未知の国がオールCGで描かれているので、映像の雰囲気的には『マイティ・ソー』と似ている。


 ハイテク兵器など、スパイ映画に通じるエンタメ性もあるものの、ストーリーが普通過ぎて、感動するシーンも無かった。地味なヒーローでもストーリーが勝っていれば良いんですけどね。外見よりも中身を重視して欲しかった(笑)。

【公式サイト】ブラックパンサー

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レッド・スパロー [DVD評価]

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MOVIE評価(65点)

出演:ジェニファー・ローレンス、ジョエル・エドガートン、マティアス・スーナールツ、ジェレミー・アイアンズ、シャーロット・ランプリング、キーラン・ハインズ
監督:フランシス・ローレンス
時間:139分
2018年(アメリカ)

【ガクブルなハニトラ・スパイ映画】

 ジェニファー・ローレンス主演のサスペンス・アクション。監督は『ハンガー・ゲーム』シリーズのフランシス・ローレンス。名前が同じローレンスだが親子でも兄妹でもない。


 本作はロシアの女スパイの活躍(?)を描いた映画だが、内容的にはハニー・トラップを描いた作品でもあるので、少々、過激な作品になっている。R15作品ということもあり、大人のスパイ映画という趣きだった。140分もある長編ながら、『ハンガー・ゲーム』のような冗長性は無いので、退屈せずに最後まで観ることができる。

 ロシアはソ連の時代から「スパイ大国」とも言われるが、冷酷で徹底したスパイ教育の生々しい現場を見たようでブルッときてしまった(笑)。

 ジェニファー・ローレンスの体当たり演技が印象に残った作品だったが、『ハンガー・ゲーム』がメジャー女優への登竜門なら、本作は大女優への登竜門と言ったところだろうか。

【公式サイト】レッド・スパロー

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社長室の冬-巨大新聞社を獲る男- [DVD評価]

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MOVIE評価(70点)

出演:三上博史、福士誠治、北乃きい、南沢奈央、中村敦夫、笹野高史、渡辺いっけい、シャーロット・ケイト・フォックス、田中 泯、福澤 朗、小市慢太郎、原 日出子、岸部一徳
監督:村上牧人、山内宗信
時間:255分
2017年(日本)

【「社長室の冬」の意味が解らない】

 堂場瞬一の同名小説『社長室の冬』をWOWOWが実写ドラマ化(全5話)。

 日本の巨大新聞社の衰退と買収劇を描いた社会派ドラマであり、かつてのホリエモンのフジテレビ買収劇を彷彿とさせるドラマだった。三上博史が日本のアマゾンを模したかのような企業の社長を演じており、その姿はまるで日本版ドナルド・トランプという感じだった。

 新聞の発行部数の激減と、それに伴う広告収入の激減というダブルパンチを喰らい、現在の新聞社の置かれた状況は決して明るいものではないと思う。「フェイクニュース」という言葉もある通り、日本の新聞社も「フェイクニュースだ!」と言われても仕方がないような部分もあるし、インターネットで瞬時にニュースが読める時代に、毎朝、一足遅れの情報を印刷した紙の新聞を各自宅に配るというビジネスモデルは既に成り立たなくなってきているとも言える。毎月4000円を支払ってまで新聞を購読したいという若者は減少することはあっても増えることはないだろうことは誰にでも容易に想像がつくと思う。

 そういった時代遅れになったシステムを新しく変えようとする者と、いつまでも維持し続けようとする者、本ドラマのテーマも、そういった新旧勢力の攻防を描いたもので、破天荒ながらもラストはお約束通りの展開で日本ドラマらしい無難なオチだった(笑)。

 しかし、毎度のことながら、全5話のドラマは3枚のDVDではなく2枚に収めてほしい。

 本作は「TSUTAYA先行レンタル」です。

【公式サイト】社長室の冬-巨大新聞社を獲る男-

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ミッドナイト・スネーク 絡み合う毒牙 [DVD評価]

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MOVIE評価(30点)

出演:セーラ・デュモント、トム・エインズリー
監督:アマンダ・エヴァンス
時間:86分
2017年(南アフリカ)

【「未体験ゾーン」のブラックマンバ】

 『ゾンビーワールドへようこそ』のセーラ・デュモント主演のスリラー。『未体験ゾーンの映画たち2018』の上映作品でもある。


 南アフリカ産の映画というだけあって、「ブラックマンバ」という珍しいヘビが登場する。キングコブラと並び称されるほどの猛毒を持った蛇らしい。

 人里離れた山奥でキャンプをしていた夫婦、そのキャンプの中にブラックマンバが侵入し、思いもよらない展開となるシチュエーションスリラーだが、確かに「未体験ゾーン」というのは当たっている(笑)。

 携帯も通じない山奥で毒蛇に噛まれたら、どうなるか? 考えると恐ろしいシチュエーションだが、その恐怖を描くのに86分費やすのは無理があったようで、前振りが長過ぎて眠たくなってしまった(笑)。毒蛇の恐怖から、不倫がバレて…という味付けはあったものの、それほど意味がある展開とも思えなかった(笑)。

 本作は「ゲオ先行レンタル」です。

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KUBO/クボ 二本の弦の秘密 [DVD評価]

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MOVIE評価(70点)

声の出演:アート・パーキンソン、シャーリーズ・セロン、マシュー・マコノヒー、ルーニー・マーラ、レイフ・ファインズ
監督:トラヴィス・ナイト
時間:103分
2016年(アメリカ)

【アメリカ人が教える三味線の魅力】

 『コララインとボタンの魔女』のスタジオ・ライカが製作した3Dストップモーション・アニメ。


 当初、日本のアニメかと思っていたが、実はアメリカが製作したアニメだった。日本の風景やら風情が上手く表現されており、本当にアメリカ人が作ったのか?と仰天するほどの出来映えだった。内容的にも現代の日本人では製作できないのではないか?と思えるほど、日本人の古き良き心が表現されている。そういう点で言えば、『DESTINY 鎌倉ものがたり』などは本作の足下にも及ばない。


 普通のアニメは1秒間に30コマだが、本作は1秒間に24コマのストップモーションアニメなので、2割ほど滑らかさが落ちる。しかし、ほとんどアニメと見分けがつかないぐらいスムーズに動くので違和感は感じられず、返って良い味を出すことに成功している。

 三味線の音色がこんなに味のあるものだとは今まで気が付かなかった。アメリカ人が日本人に三味線の良さを教えてくれるとは、なかなか味なことをやってくれる(笑)。

 本作は取っ付きにくそうなイメージとは裏腹に、子供から大人まで楽しめる良作だと思う。ラスボスは『アベンジャーズ』のムカデ型ロボットのパクリっぽいですが(笑)。

【公式サイト】KUBO/クボ 二本の弦の秘密

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ノー・エスケープ [DVD評価]

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MOVIE評価(20点)

出演:ニコル・マリー・ジョンソン、キャリー・フィンクリー、レイシャ・ヘイリー、ルーク・エドワーズ
監督:ニルス・テイラー
時間:83分
2016年(アメリカ)

【『ノー・エスケープ 自由への国境』のパクリ映画】

 『ファイナル・ディスティネーション』のスタッフが製作した返り討ちエンターテインメントというぐらいだから、興味をそそられてレンタルしてみたものの、見事に裏切られてしまった。美女6人と釘打たれていたが、美女は1人だけで、パッケージのような服装ではなく、普通のカジュアル服を着た女性しか出てこない(笑)。


 一言で言うなら『ノー・エスケープ 自由への国境』のパクリ映画だと言える。あちらはメキシコ映画なので、タイトルのパクリは微妙だが、内容的にもクリソツ。猟犬の代わりに人間犬が出てくるのもパクリと言えるかは微妙だが(笑)。


 最近流行りの人間を狩ることを題材にしたスリラーだが、最後まで犯人の素性も目的も謎のままだし、返り討ちというのも、意表を突いたものではなく、ごく当たり前の反撃で、何の工夫も感じられない。「なんとなく人間狩り映画を作ってみました」感がハンパない中途半端な作品だった(笑)。

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スキン・コレクター [DVD評価]

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MOVIE評価(25点)

出演:レベッカ・フォーサイス、ルシー・アーロン、バーバラ・クランプトン、シーン・ノップ
監督:ノーバート・ケイル
時間:101分
2016年(ドイツ・カナダ)

【淡々としたヨーロッパ風スリラー】

 若くて美しいピアニストの女性が、ある日、自分の皮膚が剥がれていくことに気付き、その皮膚を修復するために殺人を犯していくというスリラー。

 DVDパッケージを見る限りでは、猟奇的なサイコスリラーを想像してしまうが、実際は全く違っていた。パッケージで手にしている斧も登場しませんし(笑)。

 皮膚が白くなって剥がれていくシーンも、肌が削れているというよりも、何か白い物を付けているような感じで、かなり安っぽい。スリラー的な一捻りがあるとは言え、ストーリーに緩急がなく、スリラーと呼ぶには刺激が弱過ぎる。

 ロッテントマトの評価が92%という高評価だったので、多分滑ることはないだろうと思っていたが、まんまと騙されてしまった。「未体験ゾーンの映画たち」の映画は、当たり外れが多いが、本作は間違いなく「ハズレ」だった。

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闇金ドッグス9 [DVD評価]

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MOVIE評価(50点)

出演:青木玄徳、山田裕貴、長村航希、野中隆光、龍野りな、大賀太郎、ダンカン
監督:元木隆史
時間:85分
2018年(日本)

【「俺、女で失敗しないんで」】

 『闇金ドッグス』シリーズ第9弾。主役の青木玄徳が起こした強制わいせつ致傷事件によって、劇場公開が中止になった作品。ちなみに8は1週間だけの公開だった。

 このシリーズは山田裕貴と青木玄徳が交替で主役を演じているドラマで、個人的には青木玄徳パートの方が好みだったのだが、今回については8の山田裕貴パートに軍杯が上がりそうだ。8に比べると9は在り来たりなドラマだった。

 本ドラマ内で、青木玄徳が米倉涼子のドラマのように「俺、女で失敗しないんで」という決め台詞を言う箇所があった。モテ過ぎる男を演じ続けている俳優が、実社会で酒を飲んで酩酊してしまうと、現実とドラマの境界が分からなくなってしまうのかもしれない。
 
 「酒で人生が狂う」とはよく言ったものだが、「酒で闇金ドッグスが終了」ということにならなければいいのだが。無事に復活して続編を製作してもらいたいところだが、どうなることやら…。

【関連記事】
 闇金ドッグス(1〜7)
 闇金ドッグス8

【公式サイト】闇金ドッグス9

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