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ヴェンジェンス [DVD評価]

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MOVIE評価(65点)

出演:ニコラス・ケイジ、アンナ・ハッチソン、ドン・ジョンソン、タリタ・ベイトマン、デボラ・カーラ・アンガー
監督:ジョニー・マーティン
時間:99分
2017年(アメリカ)

【単純明快なニコケイ版『仕事人』】

 ニコラス・ケイジ主演のリベンジ・アクション。タイトルの「ヴェンジェンス」とは「復讐」という意味。

 元軍人の刑事ジョンは、事件の捜査中に相棒を拳銃で撃たれて失う。失意の中にあったジョンはバーで美しいシングルマザーのティーナに出会い、デートの約束をする。しかし、後日、ティーナはチンピラ兄弟達に暴行されてしまう。
 ティーナはチンピラ兄弟達を訴えたが、チンピラ兄弟達とその両親が弁護士と裏取引をして、ティーナが悪者になってしまうのだった。法で裁けぬ悪党達の存在にジョンの怒りが爆発する…というストーリー。

 早い話、ニコラス・ケイジが『必殺仕事人』になるというストーリーであり、続編も製作できそうな映画だった。リベンジものは需要がありますからね(笑)。冗談は於いておいて、最近の駄作続きのニコケイ作品の中では久しぶりにまともな映画だった。

 ティーナ役の女優はどこかで見た顔だな…と思っていたら、『スパルタカス3』のアンナ・ハッチソンだった。本作の出演を切っ掛けにブレイクするかな…。

【公式サイト】ヴェンジェンス

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犯罪症候群 [DVD評価]

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MOVIE評価(60点)

出演:玉山鉄二、谷原章介、渡部篤郎、鶴田真由、桜田ひより、ミムラ、甲本雅裕、要 潤、高橋光臣、高橋 努、相島一之、竜 雷太、木村多江、手塚理美、芹沢名人、板尾創路
監督:村上正典、都築淳一
時間:555分
2017年(日本)

【「ジーニアス」ワロタ!】

 貫井徳郎の小説『誘拐症候群』『失踪症候群』『殺人症候群』を実写ドラマ化(全12話)。東海テレビが前2作を、WOWOWが『殺人症候群』を担当している。

 なぜ、東海テレビとWOWOWがタッグを組んで、シリーズ3部作の小説を2つに分けたのか疑問だったが、見終わってみると、ナルホドね…と思った。前2作は民放でも放送できる内容だったが、3作目は少し無理があったのかもしれない(笑)。

 と言っても、東海テレビ放送分が面白くなかったという意味ではなく、エンタメドラマとしては『誘拐症候群』がなかなか面白かった。要 潤が演じる天才オタク「ジーニアス」が笑えた(笑)。通常、このての曲者キャラは冴えないタイプの俳優をキャスティングするのが一般的だが、二枚目俳優の要 潤が「天才」というベタなハンドルネームを持つ粘着質のオタクハッカーを演じているところがツボだった(笑)。

 WOWOW版の『殺人症候群』は、内容的にはヘビーだったが、ラストが少し呆気なかった。WOWOW準レギュラーの板尾創路も今回は少し役柄に合っていないような気がした(笑)。

【公式サイト】犯罪症候群

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アフターマス [DVD評価]

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MOVIE評価(55点)

出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、スクート・マクネイリー、マギー・グレイス、グレン・モーシャワー、マーティン・ドノヴァン
監督:エリオット・レスター
時間:94分
2017年(アメリカ)

【アクション映画ではありません】

 2002年に起きた『ユーバーリンゲン空中衝突事故』後の殺人事件を描いた実話に基づくドラマ。

 「アフターマス」というのは聞き慣れない言葉だが、「大事故の後遺症」という意味合いになるらしい。航空事故を起こした航空管制官と、事故によって妻と娘を失った男の心の後遺症を描いた作品だった。

 本作はアーノルド・シュワルツェネッガーが主演でありながら、アクション映画ではないということで不評が多いようだ。何年か前の『マギー』という映画も不評だったが、“シュワちゃん=アクション映画俳優”というイメージが強過ぎて、そこからなかなか抜け出せない人が多いようだ(笑)。既に70歳を迎えたシュワちゃんなので、これからはアクション映画よりも、このてのドラマの方が増えていくと思われる。ファンとしてはこの路線変更は受け入れるべきとも思うのだが(笑)。

 本作のストーリーは大体読めてしまう。おそらく2通りのラストが考えられると踏んでいたが、そのうちの1つだった。少し呆気ないラストだったが、命を預かる仕事の恐さと人間の弱さを考えさせられた。

【公式サイト】アフターマス

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チャイルド・プレイ チャッキーの狂気病棟 [DVD評価]

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MOVIE評価(35点)

出演:ブラッド・ドゥーリフ、フィオナ・ドゥーリフ、アレックス・ヴィンセント、ジェニファー・ティリー
監督:ドン・マンシーニ
時間:91分
2017年(アメリカ)

【再度、破綻したチャッキー】

 精神病棟を舞台にした『チャイルド・プレイ』シリーズ第7弾。過去作は以下の通り。



 まさかこのシリーズが7作目まで続くとは思っていなかった。1作目は新鮮で面白かったと記憶しているが、5作目(2004年)で完全にストーリーが破綻してしまったので、そのままフェードアウトするかと思いきや、5年前(2013)にシリーズ6作目が復活。6作目で少し盛り返したかと思いきや、またもや今作でストーリーが破綻してしまった(笑)。

 個人的には『チャイルド・プレイ』シリーズはもう打ち止めにした方が良いと思うのだが、1作目の成功体験が未だに消えずに残っているのかもしれない。ストーリーが破綻しても懲りずに何度も蘇る悪餓鬼チャッキー、彼の悪趣味な活躍はまだまだ続きそうだ…。もう観ませんが(笑)。

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殺意の誓約 [DVD評価]

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MOVIE評価(50点)

出演:バルタザール・コルマウクル、ヘラ・ヒルマー、イングヴァール・エッゲルト・シーグルソン
監督:バルタザール・コルマウクル
時間:103分
2016年(アイスランド)

【なにもかもが中途半端】

 『2ガンズ』や『エベレスト 3D』のバルタザール・コルマウクル監督が、監督・脚本・主演の3役を兼ねて母国アイスランドで製作したサスペンスドラマ。

 アイスランドのアカデミー賞を6部門も受賞したということだったので、きっと面白いサスペンス映画なのだろうと思い、レンタルしてみた。しかし、どうもパッとしない作品であり、「これがアカデミー賞?」というのが正直な感想だった(笑)。
 実際、アカデミー賞を受賞する要素が全く見当たらない。ストーリーも中途半端でイマイチなので、監督(の努力)賞ぐらいが関の山だろうと思う(笑)。

 ラスト近くの、「加害者」と「被害者」の関係が、「医者」と「患者」の関係に変わる演出は面白かったと思うが、その演出(伏線)も結局、活かされていないので中途半端。2時間のテレビドラマであればこんなものかもしれないが、映画でこれはいただけない。

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パワーレンジャー [DVD評価]

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MOVIE評価(65点)

出演:デイカー・モンゴメリー、ナオミ・スコット、RJ・サイラー、ベッキー・G、ルディ・リン、エリザベス・バンクス、ブライアン・クランストン
監督:ディーン・イズラライト
時間:124分
2016年(アメリカ)

【ピンクレンジャーは広瀬アリス?】

 日本の特撮『スーパー戦隊シリーズ』をベースにしたアメリカのテレビドラマをハリウッドが映画化(リブート)。

 『パワーレンジャー』シリーズはもう20年以上も続いているアメリカで最も成功した子供向けドラマだと言われており、玩具がバカ売れして品切れになるほどの人気作だという。
 アメリカ版の『ゴレンジャー』という意味付けになるのだろうけれど、対象年齢は少し高く設定されており、公式には3歳から11歳が対象となっている。映画版である本作はさらに対象年齢が上がり、ティーンエージャー向けに製作されているので、『トランスフォーマー』が観れる大人までカバーしていると言える。

 内容的には少しユルい系のSFアクションであり、テンポは良いと言うよりも、かなり早い。複数話のドラマを1本の映画に詰め込めば、こうなるのは仕方がない。

 敵のリタは、『マイティ・ソー バトルロイヤル』のヘラとキャラがカブっており、コスチュームまでソックリ。ただ、ユルい系のドラマなので、ヘラほど非情ではなく、子供でも安心して観れるキャラクター(笑)。

 ピンク・レンジャーを演じているナオミ・スコットは、どこか広瀬アリスに似ているなあと思って観ていたが、後で調べてみると吹き替えを担当しているのも広瀬アリスだった(笑)。東映さんもなかなか味な事をやってくれる(笑)。

【公式サイト】パワーレンジャー

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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ [DVD評価]

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MOVIE評価(60点)

出演:マイケル・キートン、ニック・オファーマン、ジョン・キャロル・リンチ、リンダ・カーデリーニ、ローラ・ダーン、パトリック・ウィルソン
監督:ジョン・リー・ハンコック
時間:115分
2016年(アメリカ)

【「マクドナルド」を乗っ取った男の物語】

 マクドナルドの創業者レイ・クロックの伝記ドラマ。主演はマイケル・キートン。

 レイ・クロックという人物はソフトバンクの孫正義氏やユニクロの柳井社長が尊敬している人物としても有名だが、実際にどんな人物か知らなかったので興味を抱き観てみることにした。

 売れないシェイクミキサーのセールスマンであるレイ・クロックは、ある日、カリフォルニア州にある斬新なバーガーショップに立ち寄る。そのバーガーショップに未来を感じたレイは、協業という形でバーガーショップを立ち上げるのだが…。

 元々、「マクドナルド」というのは、マックとディックのマクドナルド兄弟が経営していたバーガーショップだったが、そこに目を付けたレイ・クロックが、最終的には「マクドナルド」を乗っ取るというドラマであり、ある意味、アメリカ的なドラマだった。元々、合理化を売りにした田舎のバーガーショップに、更なる合理的なシステムを導入して世界的なバーガーショップにしてしまった男の物語だが、和の精神を尊ぶ日本人にはあまり共感できないドラマだと言えるかもしれない。

 昔、なにかの本で「マクドナルド」の本業は「不動産業」というようなことが書かれてあったと記憶しているが、本作を観ると、本当にそうだったと分かる。薄利のバーガーを売って儲けるというビジネスモデルではなく、集客力を持つ土地を購入することで、ダブル収入を齎すというビジネスモデルだった。日本で言えば、パチンコ屋の隣にある飲食店のようなものだろうか(笑)。

【公式サイト】ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ

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西遊記2 妖怪の逆襲 [DVD評価]

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MOVIE評価(50点)

出演:クリス・ウー、ケニー・リン、ヤン・イーウェイ、メンケ・バータル、ヤオ・チェン、リン・ユン、スー・チー、ワン・ドゥオ、ワン・リークン、バオ・ベイアー
監督:ツイ・ハーク
時間:110分
2017年(中国)

【小栗 旬のような孫悟空】

 『西遊記 はじまりのはじまり』の続編。

 続編と言っても、チャウ・シンチーは監督を務めておらず、キャストも総入れ替えなので、全く続編という感じではなく、別の映画を観ているような感覚だった。
 前作では曲者キャラだった孫悟空が、今作ではイケメンになっているのも違和感を感じた。このての半分コメディのようなアクション映画に、シリアス系の役者を起用するのは失敗だと思う。少しトボケた孫悟空というキャラを演じるには、もう少しトボケた感じの役者にしないといけない。小栗 旬を更に硬派にしたような感じの孫悟空だったので、『銀魂』を思い出してしまった(笑)。

 CGは中途半端ながらもそれなりに見応えがあったが、ストーリーが強引でキャラが立っていないので、トータル的にも中途半端な作品になってしまった。前作が面白い作品だっただけに残念。しかし、「南無妙法蓮華経」を唱和する仏像には笑ってしまった(笑)。

【公式サイト】西遊記2 妖怪の逆襲

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ベイビー・ドライバー [DVD評価]

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MOVIE評価(65点)

出演:アンセル・エルゴート、リリー・ジェームズ、ケヴィン・スペイシー、ジェイミー・フォックス、ジョン・ハム、エイザ・ゴンザレス、ジョン・バーンサル
監督:エドガー・ライト
時間:113分
2017年(アメリカ)

【『俺たちに明日はある』】

 『アントマン』のエドガー・ライト監督が脚本も兼ねたクライムアクション。主演は『ダイバージェント』シリーズのアンセル・エルゴート。

 特にマークしていなかった(知らなかった)作品だが、世間の評判が滅法良いようなので試しにレンタルしてみた。ケヴィン・スペイシーやジェイミー・フォックスやジョン・バーンサルが脇役を固めており、キャスト的にも豪華な作品だ。主演のアンセル・エルゴートは微妙なイケメンだったが、ヒロインのリリー・ジェームスはケイト・ウィンスレット風で光るものを感じた。

 クライムアクションにラブロマンスとくれば、『俺たちに明日はない』のボニーとクライドを想像してしまうが、本作の場合は、カラッと明るいタッチのポップな物語なので、当然、ハッピーエンド(ネタバレ)。少々、過激なアクション映画ながら、ボニーとクライドのように最後に蜂の巣になって死亡というような悲惨なドラマではないので、万人向きかな(笑)。

【公式サイト】ベイビー・ドライバー

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東京喰種トーキョーグール [DVD評価]

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MOVIE評価(40点)

出演:窪田正孝、清水富美加、鈴木伸之、桜田ひより、蒼井 優、白石隼也、大泉 洋、村井國夫、相田翔子、佐々木 希
監督:萩原健太郎
時間:119分
2017年(日本)

【とにかく暗い映画】

 世界累計発行部数3000万部を突破したという石田スイの同名人気コミック『東京喰種トーキョーグール』を実写映画化。

 本作はコミックを1巻だけ読んで止めたという苦い経験があるので、あまり期待せずに観てみた。映画で観れば、また違った感想になるかもしれない…と淡い期待をしたものの、やっぱりこの暗さには付いていけなかった(笑)。

 人間が人間を喰うという設定からして陳腐な感じがするので、このての物語は余程の斬新なストーリーでない限り飽きてしまう。アンダーグラウンド的な世界観がウケているのかもしれないが、そこに何かしらのメッセージ性が感じられないと主人公に感情移入できず、アクションのみに目が奪われ、何が面白いのか分からなくなってしまう。コミックを読んだ感想はまさにそんな感じだったが、残念ながら映画の方も同じだった。そういう意味では原作に忠実なのかもしれない(笑)。

【公式サイト】東京喰種トーキョーグール

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