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コロニア [DVD評価]

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MOVIE評価(70点)

出演:エマ・ワトソン、ダニエル・ブリュール、ミカエル・ニクヴィスト、リチェンダ・ケアリー、ヴィッキー・クリープス
監督:フロリアン・ガレンベルガー
本編:110分
2015年(ドイツフランス・ルクセンブルク)

【地獄の1丁目「コロニア・ディグニダ」】

 実在したチリの拷問施設「コロニア・ディグニダ(尊厳のコロニー)」からの脱出劇を描いたサスペンス・スリラー(実話)。主演は『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソン。

 キャビンアテンダントのレナは、フライトでチリを訪れ、現地に滞在している恋人ダニエルとの束の間の逢瀬を楽しむが、突如、クーデターが発生する。カメラマンであるダニエルはクーデターシーンをカメラで撮影するが、運悪く捕まってしまい、拷問施設「コロニア」に収監されてしまう。恋人を救うべく、レナは単身でコロニアに潜入するのだが…。

 確か昔、落合信彦の本で南米にナチスの残党が隠れ住んでいるというようなことが書かれてあった記憶があるのだが、それと関係が有るのか無いのか、実際に南米のチリにナチスの残党がいたとは驚いた。「コロニア・ディグニダ」とは、ナチスの残党が支配する地獄のような施設だったらしい。なんせ生還率0.01%(1万人に1人)で、40年間で脱出できたのはわずかに5人。そのうちの2人が、本作のカップルだったというわけだ。

 毒ガス「サ○ン」という言葉が出てくるだけあって、まさに某カルト教のような閉鎖された世界であり、ミカエル・ニクヴィスト演じる組織の長パウル・シェーファーの風貌も長髪で如何にもという感じだった。実際のパウル・シェーファーと顔が似ていることでキャスティングされたのかもしれないが、かなりのハマリ役だった(笑)。

 これまであまり良作に恵まれず存在感の薄かったエマ・ワトソンが本作では実に味のある濃い役柄を演じている。こんな勇気のある(愛もある)恋人がいれば、誰でも惚れ直してしまうと思う(笑)。

 狂った国からの脱出劇ということもあり、北朝鮮を彷彿とさせるものがあったが、どこか『ホステル』の脱出劇とも共通するものを感じた。まさに「地獄」からの脱出を描いた映画であり、緊迫感のあるリアルな映画だった。

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